幽霊みたいに漂っていた 公園の中 街の中
体の心はうす灯り とても不思議に響いていた
久しぶりに見た虹 スワンの傘で雨宿り
あの人に好かれたいと思う事について考えていた
真っ白な砂浜みたいな胸の上 ぐっすり眠る鹿みたい
幸せは後で付けよう 何も知らずに笑いあおう
となりの梨の畑では 夜に秘密のお祭りが
小さな桜は夢の中 交互に並んですましている
風に手が触れた 青信号が九つぜんぶ
あの人は「分からない」と言う 綺麗な涙を拭ってあげる
キャンディーほっぺ思い出し笑う今日の午後 君の姿を心にしまう
やわらかな気持ち擦ったら目をつぶらずに渡ってみよう