シャボン玉透かす星を見た そんなあなたの横顔は
体なんかより 体なんかより ずっとずっと大切だった
嬉しいけれど寂しかったな ただの子供と分かってほしい
生きていくのは辛くても いつもいつも考える
夏の終わりのおかしな空に あなたと飛んで旅をした
夜の虫には勝てるかな 電車にはたぶん負けていた
もっとたくさんあげたいし もっとたくさんもらいたい
あなたのお尻が丸いから今日も幸せ
雲が囲んだ星を見た そんな私の照れた顔
恋なんかより 恋なんかより ずっとずっと可愛かった
隣に大きな川があるけれど目の前の水は溜まっていた
底に見えているまあるい石の一つ一つが息をした
夏の終わりのおかしな空に あなたと飛んで旅をした
力強く声響かせて みんなに思いを打ち明けた
夜のふりした昼なのか 昼のふりした夜なのか
あなたの胸がかたいから今日も幸せ